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新領域研究グループセミナー「分散凝集の学理構築への戦略」実施報告

  • 「分散凝集の学理構築への戦略」

 

2018年3月27日(火) 化学会館6F

 

新領域研究グループが主催し、粒子の分散・凝集に関するセミナーを行いました。

 

武田グループ員の開会あいさつのあと、グループ員の石田がコロイド粒子の分散凝集に影響を与える粒子間相互作用の直接測定について発表しました。つづいて法政大の森隆昌先生には、バルク粒子の分散凝集の新しい測定評価法と、セラミクス微粒子スラリーへの適用について実践的なお話をいただきました。午後は東京大の高江恭平先生に、荷電コロイドの構造や流動の数値シミュレーションについて、秩序立てて解説いただき、北海道大の夏井俊悟先生からは、金属の精錬プロセスにおける分散特性という、これまでと違った角度からの分散・凝集についての知見に満ちたお話しをいただきました。最後に九州大の木村康之先生から、両親媒性を有する様々なヤヌス粒子が、界面や液晶中で見せる構造や運動について、非常に興味深いお話をいただきました。聴講者数は30名程度におよび、講演中は大変活発に討論も行われ、非常に意義のあるセミナーとなりました。

Copyright 2017 日本化学会 新領域研究グループ 分散凝集の学理構築への科学と技術戦略 All Rights Reserved.

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